
「乳房文化研究会」とは
女性の「からだ」と「こころ」を取り巻くさまざまな問題を中心に、独自の研究活動を展開していた「からだ文化研究会」と「乳房科学研究会」が統合し、1996年に発足しました。 医学、生物学、社会学、文化人類学、心理学、被服造形学、芸術など様々な分野で活躍する専門家が集まって情報交換を行い、より広く深く活発な議論を展開している研究会。おっぱいと科学
一般的には、“おっぱい”、“お乳”、“バスト”、“胸”など、時と場合によってさまざまな呼び名で親しまれている乳房ですが、乳房の学問は奥が深く、乳房をめぐる議論や研究は、医学や生理学的に人間を理解するだけでなく、女性の「からだ」と「こころ」の問題として考えるにあたり、絶妙の視角を与えてくれるものです。 たとえば、乳汁は赤ちゃんの大切な栄養源。おっぱいは生命のはじまり。その分泌準備のため、思春期以降、乳腺が発達し乳房がふくらんできます。こうした変化への胸の小さなときめき。女性が女性として生きるとき、このときめきは人生のあらゆる場面に色濃く関わっています。それは、ときとして心理学や精神科領域につながる場合もあります。
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オリジナル記事: “おっぱいにこころはあるか。”『乳房の科学』、ワコールより出版。
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